「カメルーン料理」ピスタチオはカメルーンの人々にとてもポピュラーな食べ物。

カメルーン料理

カメルーン料理の概要

カメルーンは、中部アフリカに位置する共和制国家です。

西にナイジェリア、北東にチャド、東に中央アフリカ共和国、南東にコンゴ共和国、南にガボン、南西に赤道ギニアに隣接していて、南西部は大西洋のギニア湾に面しています。首都はヤウンデです。

旧ドイツ植民地から、イギリスとフランスの植民地に分かれた経緯があり、非同盟路線を歩んでいますが、経済・文化・軍事の面でフランスとの関係が深いです。

1995年にイギリス連邦に加盟しました。また、フランコフォニー国際機関にも加盟しています。

伝統的な民族料理は、ヤムイモや植物を使って、主に「でんぷん」から作られます。

魚は殆どが干し魚です。ナマズや、草魚、雷魚の様な淡水魚ですが、最近は地方の小さな部落の隅々まで「冷凍庫」が普及し、大西洋の「キャピテーヌ」という大型の白身の魚が好まれています。

カメルーン料理によく使われる材料

ピスタチオ

ピスタチオはカメルーンの人々にとってとてもポピュラーな食べ物です。

ピスタチオは主に南国で栽培される木の実で、主に乾燥した土地で育ち、一定の塩害のある場所でも生育します。

ピスタチオは粉にして団子を作るために使われたり、すり潰してソースやスープにするのが一般的です。

ピスタチオは栄養価が高く、カメルーンの人達にとって重要な栄養源です。日本ではピスタチオを料理に使うことはあまりありませんが、カメルーンではそのまま食べる方があまりないのです。

海鮮類

カメルーンでは海鮮がよく食べられます。

サワラやタラなどの魚、貝やエビなどたくさんの種類の海鮮が取れるカメルーンでは海鮮料理が多く存在します。

例えば、ポワソンブレゼは炭や薪で加熱した焼き魚のことです。香ばしい風味が特徴で、さっぱりした味わいです。日本で食べられる和食とほとんど変わらない見た目です。

エビをゴロゴロとシチューの中に入れたエビ&トマト・シチューは絶品です。

代表的なカメルーン料理

ンドレ

ンドレはカメルーンのソウルフードです。

キク科の植物を塩もみして苦味を軽減し、ピーナッツソースともに加熱する料理です。作る人によってかなり味が変わる料理ですが、特徴は、何といっても適度な苦味です。

ゴーヤほどの生臭さやエグみもなく、ピーナッツソースにより苦味が軽減されています。苦いけどまろやか。そんな不思議な味わいです。

魚や肉が具として入っているのが一般的で、揚げた調理用バナナ(プランタン)と一緒に食べます。また、コレステロールを下げる効果なども認められており栄養価も高いため、カメルーン人に広く好まれています。

フフ

フフというのは方言で、一般的に言うと、「マニョックのクスクス」になります。マニョックという芋をすりつぶし、もちのようにした食べ物のことです。マニョックというのはキャッサバです。

ただすりつぶすだけではなく中に魚粉が入っており、鰹節のような風味があります。

アフリカにいながらにして、日本を思い出すことのできる料理と言えます。濃厚なピスタチオソースにつけて食べます。

バドン・ドゥ・マニョック、ポワソンブレゼ

バドン・ドゥ・マニョック、ポワソンブレゼはカメルーンの焼き魚料理です。

炭や薪で焼いてあるので、香ばしくて非常に美味しいです。ポワソンブレゼと呼ばれています。これは鯖ですが、日本の鯖ほどは脂分が多くなく、さっぱりしています。どちらかというとアジのような味わいです。

その他にも鯛やナマズ、キングクリップ、ティラピアなど、カメルーンでは多くの種類の魚を食べることができます。

この料理はマニョックと一緒に食べるのが一般的です。マニョックとはキャッサバのことで、それをすりつぶしバナナの葉に包んで棒状に固めたものです。

固めの餅のような食感です。匂いと酸味があり、かなりクセの強い食べ物ですが、一度ハマると、焼き魚にはこれじゃないとダメというほどです。

ナムゴム

ナムゴムとはピスタチオをミキサーで粉々にし、そこに鶏肉または魚を加え、バナナの葉に包んで蒸し上げる料理です。

「ピスタチオケーキ」と呼ばれています。見た目は白く、あまり美味しそうではありませんが、豆腐のような味わいで、かなり美味しいです。ピスタチオの香ばしさとお肉や魚の旨みが抜群に合います。

「ピスタチオケーキ」と呼ばれていますが、塩が効いており、ケーキではなく食事です。
これを主食としているカメルーンの地域もあり、多くの人に親しまれています。

コキ

コキはピスタチオに似ている木の実(豆)のことです。

通称パンダ豆(ブラックアイビーンズ)と呼ばれています。それをつぶして蒸した料理をプラテーンと言います。固い木綿豆腐にも似た食感と味わいです。

豆はカメルーンの人々にとってソールフードです。カメルーンは豆を育てるのに最も適した土地と気候を持った国です。ですので、カメルーンの農業者の人々は大半が豆を育てています。一般的にはスープやソースにして食べられます。

エビ&トマト・シチュー

これはその名の通りエビとトマトのシチューです。

国名はポルトガル語のエビ(カマロエス)を語源とするといわれるカメルーン。かつての旧ドイツ植民地から、イギリスとフランスの植民地に分かれた歴史を持ち、現在もフランス語と英語を公用語としています。

国名にもなっているカメルーン川の入り江にはエビが多く生息しているので、この料理はカメルーンでよく食べられます。

作り方はまず、フライパンにピーナツ油をしき、たまねぎとにんにくを強火で炒めます。
そこにえびを加えて炒めるて、トマトを加え軽くつぶします。柔らかくなったら、缶のトマトを加えて火を弱めてさらに熱します。

そこにとうがらし粉、塩、こしょう、固形コンソメを加え、15~20分ほど煮込んで、できあがりです。

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