「キューバの料理」バリエーションは少ないが、病みつきになる魅力

キューバ料理

キューバ料理の概要

キューバ料理に欠かせない食材、豆と米

キューバ料理の主食は日本と同じくお米です。朝からお米を食べることはありませんが、昼食、夕食は基本的にはお米が主食となります。

そしてその次に欠かせないもの、それが、豆。キューバの料理にはとにかく豆が入っています。主食のお米も、白米として食べることもありますが、一般的には、アロス・コングリと呼ばれる赤豆炊き込みご飯にして食べます。

これがもうクセになる美味しさ。おかずがなくても、このご飯だけで何杯もいけちゃうくらい美味しいです。

お米と豆の組み合わせ方も様々。炊き込みご飯もあれば。ポタへ・デ・フリホーレスと呼ばれる別のお皿によそわれた豆のスープを少しずつ白米にかけて食べる食べ方もあります。

そして豆はお米と混ぜるだけではありません。煮込み料理にもよく使われます。特にひよこ豆は、ジャガイモや人参、チョリソなどと煮込んで調理されます。また、レンズ豆は野菜とのスープによく用いられます。

キューバ料理のバリエーション

キューバ料理のバリエーションは非常に少ないです。基本的には米・豆・芋・肉。これだけ揃っていればなんでも作れます。

バリエーションは少ないけれども、どこで出される料理も本当においしいものばかり。お米好きの日本人には、きっと馴染みやすい料理が多いはずです。

多国籍料理店が存在しない。

キューバは社会主義で閉ざされた国なので、多国籍料理店はまず存在しません。ただ、その中でもイタリア料理は持ち込まれたようで、スパゲッティやピザはいろいろな所で食べられます。

そのピザの食べ方もまた特殊で、日本みたいに一切れずつ食べやすい大きさに切って、ということはしません。一人前のピザを買った場合、それを半分に折りたたんでそのまま横からかぶりつきます。

これはキューバならではの食べ方。しかも、ピザを歩きながら食べる人が非常に多いです。キューバではそれは行儀が悪いことでもなんでもありません。トロピカルフルーツ、パイナップルが沢山のったピザ・ハワイアーナはぜひキューバで試してほしい一品。

肉料理

キューバでは牛肉は高級食品のため、ほとんど手に入りません。ロパ・ビエハという牛すじの煮込み郷土料理はありますが、一般市民の食卓に出てくるのはたいてい豚肉か鶏肉のどちらか。

豚肉のステーキ(ビステック・デ・セルド)やフライドチキン(ポヨ・フリート)はキューバでも定番のメニューです。そして、フリカセと呼ばれる煮込み料理もとっても美味しくて人気です。

一般市民が外食するキューバのお店や食堂では、一つのプレートにお米、豚肉か鶏肉料理、そしてサラダが盛り合わさった状態で出てきます。

野菜用のバナナと果物用のバナナ

キューバ料理に絶対に欠かせないもの、それが”プラタノ”、バナナのことです。日本でバナナは果物ですよね。他の多くの国でも、バナナは果物の一つだと思います。

ただ、キューバでは、バナナは2種類あります。野菜用のバナナと果物用のバナナ。そう、つまり、野菜用のバナナは昼食、夕食のおかずとして使われるのです。

煮込み料理にバナナが入っていることはよくあります。お米とバナナを一緒に食べることだって日常茶飯事。最初は違和感を感じるかもしれませんが、食べ慣れてくると、その組み合わせの良さがわかってきますよ。

野菜用のバナナは果物用バナナよりも大きく、見た目も黄色ではなく緑色をしています。

そしてバナナチップス(プラタノ・フリートス)もキューバの人気料理。その名の通り、薄く切ったバナナを油で揚げて食べる料理です。

代表的なキューバ料理

ユーカ・コン・モホ

キューバの人気郷土料理、それがユーカ・コン・モホ。キャッサバ芋のニンニク炒めです。日本では馴染みの薄いキャッサバですが、キューバ人はみんなこの料理が大好き。キャッサバとニンニクの相性が抜群です。

キューバでは様々な種類の豆を食べますが、同じくらい多くの芋も食べるんです。キャッサバ芋、ジャガイモ、サツマイモ、という風にお芋がおかずとして出てくるプレートも沢山あります。

ランゴスタ

観光客向けレストランでは、必ずと言っていいほどランゴスタのメニューを売り出しています。もともとキューバ料理ではそんなに魚介類は食べませんが、魚介類専門のレストランなどでは魚やエビを使った様々なメニューがありますよ。

一般市民が食べるとしたら、たいていはフライにした魚です。生魚はまずないですし、焼き魚も見たことはありません。

キューバの野菜や果物は全て無農薬。絶対安全な新鮮な材料で作られたキューバの郷土料理、ぜひ皆さん一度試してみてくださいね。

キューバ料理のデザート

そしてキューバ料理のデザートやおやつに欠かせないもの、それがグアヤバ、つまり、グアバのことです。

熱帯気候のキューバでは、日本では高くてなかなか手に入らないトロピカルフルーツがそこら中に売ってあります。

マンゴーやパイナップル、パパイヤやグアバなどといった果物が格安で手に入るのです。そしてなんと言ってもその中でもグアバはいろいろなお菓子に使われます。

一番のおすすめはパステル・デ・グアヤバ。どのようなものかというと、グアバジャムをパイ生地で包んだお菓子です。

大きさは様々。小さいサイズのものから、お腹いっぱいになるくらい大きなものまで、売られているお店や作る人によって大きさは変わってきます。

パイ生地を噛んだと同時に口の中に流れ出てくるグアバの甘いジャム。あれは本当にクセになる美味しさです。

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