「チェコの料理」食材を上手に工夫して素晴らしい料理を作り出した国。

チェコ料理

チェコ料理の概要

チェコとは中央ヨーロッパにある国の1つで正式名称はチェコ共和国といいます。

首都はプラハと言い、ポーランド、オーストリア、ドイツに隣接している国です。内陸にある国の為、食料がかなり制限されています。しかしながら少ない食材を上手に工夫して素晴らしい料理を作り出した国でもあります。

香辛料やスパイスなどはあまり使わずに、塩、胡椒を使って素朴な味付けを出しているのが特徴です。また多くの食事の添え物としてサワークリームを使われることがあります。

チェコ料理の主な食材

チェコ料理の主な食材は肉、野菜、乳製品、果物となります。内陸に立地しているため食材はそれほど豊富ではありません。

朝食にはパン、ハム、チーズ、コーヒー、紅茶などで簡単に済まされます。夕食もこの朝食のメニューにじゃがいもが加わるような程度で、普段の食事はとてもシンプルなもので済まされるようです。

しかし料理の種類はとても豊富で、特にデザートと前菜の種類がとても豊富です。ざっと数えても2000種類はくだらないようです。

内陸に立地するため魚料理よりも肉料理が多く、添え物としてじゃがいも、茹で野菜がよく登場します。

チェコの代表的な料理

ザワークラフト(酢キャベツ)

ザワークラフトはヨーロッパでは有名な肉料理の隣に添えられるものです。

これはキャベツのみじん切りを酢漬けにしたものです。ヨーロッパでは寒い冬が長く続きます。そのため野菜の価格が高騰してしまうために、昔からヨーロッパでは主婦たちが夏の間にキャベツをたくさん購入し大量の酢漬けをつくりました。

この伝統が今でも引きずられ、肉料理にはよくこのザワークラフトが添え物としてつけられます。

ヴェブジョヴァー・ベチェニェ(ローストポーク)

チェコ料理の有名な料理の1つにローストポークがあります。

とても頻繁に食べられる料理の1つで、日本は島国なので魚がよく食べられるようですが、内陸にあるチェコでは肉が頻繁に食べられます。

牛肉は比較的価格が高いので豚肉をローストして食べることが多いようです。豚肉に塩や胡椒、クミンをすりつけてオーブンでじっくり焼きます。

焼き上がった豚肉スライスにして、焼き汁をソースとして上からかけます。添え物としてザワークラフト、茹でパンと呼ばれるクネドリーキ、茹でたジャガイモが添え物として添えられます。

クネドリーキ

クネドリーキと言うのはチェコでは主食並みの地位を保っているパンのことをいいます。通常のパンとは少し違い円筒の形をしていて、焼いて食べるのではなく、茹でて食べます。

小麦粉、卵、ミルク、イーストを混ぜて発酵させた生地を通常ならばオーブンで焼きあげるのですが、このクネドリーキと言うのは円筒の形に整えて鍋の中で茹でます。

通称ゆでパンと呼ばれ、ほとんどの食事についてくると言っても過言ではありません、とても柔らかくモチモチとした食感をしているようです

スヴィチェオヴァー

このスヴィチェオヴァーはチェコの名物料理の1つで、国民的料理となっています。

根菜と一緒に煮込んだ牛肉をスライスし、根菜とクリームで作ったソースをかけていただきます。通常付け合わせにクネドリーキがついてきます。クネドリーキもソースに付けて食べます。

このスヴィチェオヴァーの決め手はソースの味にあります。どのレストランにもおいてあるメニューなのですが、そのソースの良し悪しでレストランの評判が決まるとまでも言われています。

そのためどのレストランのシェフもあれやこれやと手法を変えて最善のソースを作るのに日々努力を惜しまず改良に改良重ねてソースを開発しているようです。

日本でも家庭で簡単に作ることができる料理の1つですので、チェコに行くことができなくても食べることができます。

ペチェナー・フサ

日本ではあまりなじみのない料理ですが、これはガチョウをローストした料理でチェコの伝統料理となっています。

普段もよく食べられるのですが、11月11日になると国民皆がこのがちょうのローストを食べる習慣があります。日本で言う2月3日の節分の日にのり巻きを食べるのと同じようなものです。11月11日と言うのは聖人マルティヌスとその年の収穫をお祝いする日です。

とても甘みの強いお肉で、チェコの国民みんなのお気に入りの料理の1つです。日本でもクリスマスにチキンや七面鳥のローストが食べられるようになりましたが、ガチョウのローストを食べたことのある人は少ないのではないでしょうか?

チェコは魚料理よりも肉料理が多い国です。こういった国で作られた肉料理というのは素材の特色を生かして美味しく作ってあります。チェコを訪れる際にはぜひとも食べてみたい1品の1つでもあります。

ペチェナー・カフナ

こちらも日本ではあまりなじみのない料理ですが、鴨の肉をローストしたものになります。チェコの鴨料理はとても柔らかくジューシーと言う定評があり、チェコではよく食べられる食材の1つでもあります。

チェコには鴨料理の専門店と言うのもたくさんあるようです。おいしい鴨料理を作るコツの1つとして、鴨をつぶし内臓を取り除いた後1日室内で乾燥させるようです。

100度ほどの低温度のオーブンで数時間ゆっくり焼き上げます、そして最後の仕上げに焼き目をつけるために高温で一気に焼き上げます。この手間ひまをかけた方法が素晴らしいかも料理を生み出しました。

日本でも鴨のローストをスライスしたものが時々スーパー等で売られていますが、定評としては、「固い」「臭みが強い」等とあまり評判が良くありません。チェコへ行ってこの鴨肉を食べると、鴨肉に対するイメージががらっと変わることでしょう。

ブランボラーク

これもチェコの名物料理でパンケーキにも似ているのですが、お好み焼きにも似ています。すりおろしたジャガイモに小麦粉、卵、にんにく、ミルクを加えて、フライパンで焼き上げます。

じゃがいもが入っているため、パンケーキやお好み焼きよりも腹もちが良く、栄養価が高いです。見た目は某ファーストフードのハッシュドポテトのようですが、中はもちもちとした触感で、おかず、おやつ、おつまみと様々な場面で登場してくる料理です。

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