「フィンランドの料理」日本から1番近いところにあるヨーロッパの国。

フィンランド料理

フィンランド料理の概要

フィンランドは日本から1番近いところにあるヨーロッパの国で飛行機で8時間ほどで行くことができます。日本ではあまりなじみがないようですがオーロラ、白夜、サンタクロースのいる国、ムーミンの国で有名です。

森と湖の国と呼ばれ国土の大半が森林で占められています。製紙業の産業で経済が成り立っている国です。1年の半分以上が冬で、家庭にはお風呂と同様にサウナが設置されています寒い冬は風邪などひかぬよう乗り切るためにこのサウナで体を温め血行を良くするのです

フランスのように美食の国ではありませんが、大自然の恵みを生かし、素材の持ち味を生かした料理と言うのが特徴です。

森林と海岸が存在するので鳥獣肉、サーモン、ニシンの料理が頻繁に食されるようです。昔は「料理がまずい国」という定評があったようですが、近年ではその酷評を改善するために多くの料理人がおいしい料理を開発しました。現在ではミシュランの星を取得するレストランも出現してきたようです。

フィンランド料理の主な食材

フィンランドは1年の半分以上が冬のため、農作物などの実りも少なく食材は日本ほど豊かではありません。

主な食材としてサーモン、ニシン、トナカイの肉、ブルーベリーやラズベリーなどの木の実、その他にキノコなどを使った食材が豊富です。

長い冬を乗り切るために、春や夏にとれた食材を酢漬けやジャムにして保存されることがよくあります。

日本と同様米を食す国でもあり、主食ではありませんが、肉料理の添え物や詰め物として使われることがあるようです。

フィンランドの代表的な料理

トナカイのシチュー

フィンランドではトナカイの肉がよく食べられます。フィンランドの先住民からの伝統料理です。寒い冬を乗り切るために高タンパク質で低カロリーのトナカイの肉は彼らにとってなくてはならないものでした。

シチューと聞けば野菜と一緒に煮込まれた料理を想像するのですが、フィンランドでのトナカイのシチューと言うのは、マッシュドポテトの上にトナカイの肉を煮込んだものをたっぷりのせたものです。

とても臭みの強いお肉なので、それを消すためにクランベリーのソースが添えられます。味は賛否両論のようですが、牛肉に比べとてもカロリーが低く女性にはありがたい食材と言えるでしょう。

ニシンの酢漬け

フィンランドではニシンの捕獲がとても活発です。油で揚げたニシンを人参、玉ねぎと一緒に大きな瓶の中に入れて酢につけておきます。

食事のおかずにもなりますがおつまみにもなり、フィンランドでの夏の定番料理となります。インゲンやじゃがいもなどのゆで野菜を添えていただくことが多いようです。

フィンランドの伝統的な家庭料理の1つです。長い冬を乗り切る為にフィンランドではこういった保存食がとてもたくさん作られます。

ロヒケノット

サーモンのクリーム煮のことをいいます。バターをたっぷり使ってサーモン、じゃがいも、にんじん、玉ねぎをミルクと一緒に煮込みます。

日本で言うクリームシチューに似ているのですが、バターをたっぷり使うことによりその香りと味はとても濃厚となります。牛肉や鶏肉を使わず、サーモンを使うのであっさりとした味で脂身が少なく、たくさん食べることができるのが特徴です。

サーモンの出汁がたっぷり効いたフィンランドならではの料理です。

家庭によってはハーブなどの香草を加えることもあり、こちらもフィンランドの定番の家庭料理となっています。冬の長いフィンランドではこういった体が温まる煮込み料理がとても豊富なのです

ザリガニの塩茹

日本では考えられない話ですが、北欧ではよくザリガニを食すことがあります。

これは期間限定の食材となりますのでとても重宝されているようです。フィンランドでは冬が長いため、7月から8月の夏の間はガーデンパーティーがよく催されます。

その時に出てくる定番のパーティー料理の中にザリガニ料理というのがあるのですが、特に加工するわけでもなくとれたてのザリガニを塩ゆでにして出すだけです。

お皿の上に乗せてフォークやナイフで食べるのではなく、手でつかんで殻をむしってそのまま食べます。ウォッカと合う食材として有名でお酒のおつまみとしても重宝され、ガーデンパーティーだけでなく夏になるとレストランででも食べることができます。

レイパユースト

レイパユーストというのはフィンランドの伝統的な牛の乳からできたチーズです。

ただし普通のチーズではなく食べた時にきゅっきゅっと不思議な音がするのです。直訳すると「パンチーズ」と言う意味になるのですが、他のチーズとは違い見た目はまるでパンのようです。しかし味はチーズと言う大変珍しい種類のチーズとなります。

そのまま食べることもありますが、サンドイッチやサラダに利用されることも多いようです。朝食に目玉焼きと一緒に出されることが多く、見た目がパンのようなので、日本ではあまり馴染みがありませんがジャムをつけて食べられることもあるようです。

カレリアパイ

フィンランドの国民的な食べ物です。おやつ、朝食、夕食など用途は様々で、毎日食べる人もたくさんいます。

ライ麦の生地の中にミルクで煮込んだ米、ジャガイモを入れて焼き上げた物です。焼きたてのパイにバターやゆで卵をトッピングして食べます。フィンランド人にとってはソウルフードといったくらい、とても頻繁に食べられます。

家庭で作られることも多く、またスーパーで手に入れることも可能です。とっても素朴な味で毎日食べても飽きることがありません。日本で言うおにぎりのような存在といえるでしょう。

カーリカーリュレート

フィンランドのロールキャベツですが、日本のロールキャベツとは味がかなり異なります。

肉や玉ねぎの他にごはんやオートミールを混ぜて具をつくります。キャベツに包んだ後は鍋で煮込むのではなく、バターとシロップをかけてオーブンで焼き上げます。ジャムを添えて頂きます。

フィンランドでは肉の臭みを消すためによく果実のソースやジャムが添えられることが多いようです。オーブンで焼くので中までじっくり火が通っていて、肉汁が煮汁の中に溶け込むことなく、肉本来のうまみを損なうことなく食べることができます。

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