「ホンジュラスの料理」トルティージャ、タマル、アトールは古代マヤ時代から食べられています。

ホンジュラス料理

【ホンジュラス料理の概要】

皆さんは“ホンジュラス”という国をご存じですか?正式名称はホンジュラス共和国、通称ホンジュラスは中央アメリカ中部にあり『メキシコ』と 『パナマ』の間にあります。

主にスペイン語を公用語とし、その国土はわずか日本の約3分の1と小さく、国の人口は約910万人で首都テグシガルパの人口は約117万人です。テグシガルパは赤道付近に位置し、海抜990メートルのテグシガルパ谷の中にあります。“テグシガルパ”とは原住民の言葉で「銀の山」という意味を持っています。

ホンジュラスには世界で最も美しいビーチの1つに選ばれてこともあるロアタン島の海やカリブ海に浮かぶイスラス デ ラ バイア諸島はダイビングのスポットとして知られています

マヤの有力都市の跡であるコパン遺跡も有名です。首都のテグシガルパから、バスで30分ほどの場所にある“Valle de Angeles(天使の谷)”は治安が安定しているため民芸品やお土産を買うにはお勧めです。

そんなホンジュラスではトウモロコシを主食とし、「トルティージャ」「タマル」「アトール」は古代マヤ時代から食べられています。朝・夕は比較的軽い食事で、昼にしっかりと食事をとるのがホンジュラススタイルです。

ではホンジュラスではどのような食材や料理があるのでしょうか。
早速見ていきたいと思います。

よく使われる食材

先ほどもあげたようにホンジュラスではトウモロコシを主食としています。

他には魚介類や豆、お米、トルティーヤ、キャッサバやプランテーン(調理用バナナ)などのフルーツです。フルーツの中でもパイナップルは多くの家庭の庭で栽培するほどポピュラーなフルーツです。

お米は主食ではなく野菜と同じジャンルになるそうです。

ではどのような料理に使われるのでしょうか?

代表的なホンジュラス料理

ホンジュラスには色とりどりで美しく、美味しい料理が豊富にあります。辛みが特徴の周辺諸国に比べるとホンジュラスでは唐辛子の使用が比較的低いためそれほど辛くない料理が特徴です。

tortilla トルティージャ

トルティージャはラテンアメリカ全域でポピュラーな食べ物で、日本のお米のような感覚で主食として食べられています。

トルティージャは薄味のため他の料理と一緒に食べるのが一般的です。

Desayuno típico デサジューノ・テーピコ

塩味強めのフリホレス(小豆)とソーセージ、チーズ、目玉焼き、トルティージャ(トウモロコシの粉末を練って焼いたもの)、焼きバナナとクリームを1つのお皿に盛ったものでホンジュラスの人々の定番の朝食として食べられています。

pescado frito ペスカドフリット

ペスカドは魚を指します。ちなみに生きている魚は“ぺス”、調理された魚を“ぺスカド”と呼びます。フリットは揚げたという意味で日本でも聞いたことがある単語ですね。

こちらの料理は内臓処理した魚を素揚げにしただけのシンプルなものです。カリブ海や太平洋に面するホンジュラスの魚料理は美味しいこと間違いなしです。

carne guisada カルネギサーダ

肉をジャガイモやニンジンなどの野菜と一緒に炒めたり煮込んだりしたものです。
日本でいう“野菜炒め”のような料理です。

carne asada カルネアサーダ

先ほど紹介した“carne guisada(カルネギサーダ) ”とはまた違う料理でいわゆるステーキです。ソースにはフレッシュトマトを使用し、付け合わせに白チーズ、アボカド、フリホー
レス(煮豆ペースト)、キャベツ酢サラダなどが加わります。

豆知識として肉と野菜を炒めたり煮るのが“ギサード”、お肉だけを焼くのが“アサーダ”と分けられています。面白いですね。

pollo asado ポヨアサードorポジョアサード

鶏肉料理です。主にまるごと焼いたもの(アサード)やまるごと揚げたもの(フリット)などがあります。ホンジュラスの街中には鶏料理店が立ち並んでいます。

yuca con chicharron ユカコンチチャロン

キャッサバイモ(ユカ)をゆで、サクサクに揚げたチチャロン(豚皮)を乗せて千切りキャベツとサルサ(ケチャップソース)を添えた一品です。

Baliada バリアーダ

小麦粉を練って薄くしたものを焼いた生地に、フリホーレス(煮豆ピューレ)を塗って裂いて煮た鶏肉や細かく刻んンだチョリソーを挟み、鉄板で焼いたものです。

日本でいうホットサンドのような料理です。

Enchilada エンチラーダ

トルティージャをパリパリなるまで揚げた上にミートソースとキャベツの千切り、トマト、角切りポテト、ゆで卵、粉チーズを乗せたスナックです。

Tamales タマーレス

塩と水で練ったトウモロコシ粉の生地にトマトソースと鶏肉を入れ、にそれをバナナの葉で包んで蒸したものです。

Tamales de elote タマーレス デ エロテ

上のタマーレスとは真逆でこちらはトウモロコシの粉と砂糖と水で練った甘いもので、クリームをかけて食べます。

Ticuco ティクコ

塩と水で練ったとうもろこし粉の生地に豆を入れてトウモロコシの皮で包み蒸したものです。

Empanadas エンパナーダス

水でこねたトウモロコシ粉に具材を入れて鉄板で焼きます。焼きあがったエンパナーダの中に野菜の酢漬けや千切りを入れ一緒に食べます。

具材の種類は店によって異なりますが、チーズ・豆類・豚や鶏の挽き肉・野菜を好きな組み合わせで色々な味を楽しめます。

Anafre アナフレ

ポットの上に載ったお皿にフリホーレスソースとチーズのソースが入っておりそれを炭火で温めたものをトルティージャのチップでスクープして食べます。

ホンジュラスの名物料理として知られています。

Nachos ナチョス

日本でも知られているスナックですね。タコスチップにトマト・たまねぎ・香草のサラダ・チーズソースがトッピングされたものです。アボカドのディップをトッピングするお店もあります。

Sopa de Gallina ソパ デ ガジーナ

鶏と野菜、ハーブ類を一緒に煮た鶏のうまみの詰まったあっさりとしたスープです。スープの中にトルティージャやご飯を入れてリゾット風にして楽しむ食べ方もあります。

Sopa de Mondongo ソパ デ モンドンゴ

牛の内臓でとっただしに、野菜やバナナ、ハーブ類とココナッツミルクを加えて煮込んだスープです。ココナツミルクが苦手な方にはSopa de Res(ソパ デ レス)というココナツミルクを入れない透明のスープがお勧めです。

Sopa Marinera ソパ マリネラ

魚介から摂っただしにココナツミルクと野菜を加えて濃厚に仕上げた魚介類スープです。ガリフナ族から伝わった料理です。

Pollo al loroco ポジョ アル ロロコ

鶏の胸肉と花のつぼみ、卵、チレ(青唐辛子)、野菜と一緒に煮込んだ濃厚なクリームシチュー風の料理です。

Quezadia ケサディーア

しっかりとした生地のチーズパウンドケーキです。コーヒーや紅茶との相性は抜群です。

Flan de coco  フラン デ ココ

フラン(プリン)にココナツとチェリーソースをトッピングしたデザートです。
ソースの味はお店によって変わるので同じスイーツでも味の変化が楽しめます。

Ayote en miel  アヨテ エン ミエル

アヨテ(カボチャ)・ミエル(黒砂糖)・イチジクの葉・シナモンを煮たスイーツです。Dia de Muerto(先祖供養の日)の季節にコパンでよく食べられます。

Licuado de fruta リクアード デ フルータ

フルーツの種類が豊富なホンジュラスならではの飲み物で1年中楽しめるフルーツフレッシュジュースです。水か牛乳ベースで砂糖を加えてジューサーで混ぜて作ります。好みによ

『Copan Dry コパン ドライ』

炭酸清涼飲料水でバナナ・イチゴ・クリームソーダ・パイナップル・フルーツポンチ・オレンジの6種類の味が楽しめます。

『Atol アトール』

トウモロコシをすりつぶしたものにシナモンと砂糖をいれた香り豊かで古代マヤ時代から飲まれている歴史ある温かい飲み物です。

Cerveza セルベサ

国産のビールです。4種類あり、Salva Vida(サルバ ビダ)・Imperial(インペリアル) PortRoyal(ポルト ロイヤル)・Barena(バレナ)の4種類です。

Licores リコーレス

コパンのお酒でサトウキビから作られたRon(ロン)、Agua ardiente(アグア アルディエンテ)、 果物のリキュールのTimochenco(ティモチェンコ)があります。

他にテグシガルパのコーヒーのリキュールやナンセのリキュール、オレンジのリキュール・も観光客に人気です。

食文化が豊かホンジュラスですがホンジュラスの治安はあまりいいとは言えません。
夜は出歩かないようにし、明るいうちに満喫してホンジュラスの人々の暮らしや温かみを
堪能しましょう。

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