「リビアの料理」新鮮なシーフードが獲れる地中海に面している。

リビア料理

リビア料理の概要

アフリカ大陸の北にある、リビア国。

チュニジアやアルジェリア、エジプトのほか、スーダン、チャド、ニジェールとも隣接した国です。北は地中海に面し、対岸にはイタリアがあります。

そんなリビアですが、アフリカ大陸の中でも特に美味しい料理があることでも有名なんですよ。アフリカ大陸には素朴で簡素な料理が多いという傾向がありますが、リビア料理はちょっぴり趣が異なっているんです。

リビアの北側には新鮮なシーフードが獲れる地中海があり、更にその向こう側には美食の国としても知られているイタリアがあるからなんですね。

リビアを代表する料理にも、イタリア料理の影響がみられるものが多いんですよ。

イタリア料理のほか、アラブ料理の影響を受けたものもたくさん見られるのもリビア料理の特徴のひとつです。

リビアの主食は、パンやクスクス、パスタなどです。メインのおかずとしてよく食べられているのは、肉料理やスープなどです。

リビアには厳格なイスラム教徒が多いので、豚肉を食べることは禁止されています。

それでは、リビア料理によく使われる食材と代表的なリビア料理について早速ご紹介したいと思います。

よく使われる食材

パン

リビアでもっともよく食べられていると言っても過言ではないのが、パンです。

アフリカ大陸では、小麦粉やトウモロコシの粉などを水で薄く伸ばして焼く質素なパンを食べている国が多いのですが、リビアは違います。

リビアで一般的に食べられているのは、バゲットなどのしっかりとしたハード系のパンです。これはアラブ圏ではとても珍しいことなんです。

「リビアンブレッド」という、リビアならではのパンも存在します。

ラム肉

リビア料理でよく使われているのが、ラム肉です。

イスラム教徒の多いリビアでは豚肉を食べることは不浄とされていますので、その代わりにラム肉がよく食べられているというわけです。

シチューや炒め物、スクランブルエッグなどの卵料理の具材などにして使われることが多いようです。

チキン

チキンもリビアではよく使われている食材です。ローストチキンにしたり、スープやパスタソースの材料などにして使われます。

レモン

さまざまな料理についてくるのが、レモンです。サラダやスープなどにレモンを絞って食べるのは、リビアでは常識なんです。

ジャガイモ

ジャガイモは、クスクスなどの付け合わせによく使われています。

ひよこ豆

ひよこ豆もリビアではよく使われる食材です。スープやソースには頻繁に入っています。

代表的なリビアの料理

クスクス

リビアの国民食のひとつとして愛されているのが、このクスクスです。クスクスは日本でも少しずつ食べられるレストランが増えてきていますが、まだそこまで一般的ではありませんよね。

クスクスというのはパスタの一種なんですが、とにかく形がとっても小さいのが特徴なんです。

「粒状になったパスタ」と言えばわかりやすいかもしれませんね。ポロポロとした独特の食感がクセになる料理ですよ。

リビアでは、そのクスクスにラム肉やチキン、野菜などで作ったソースをかけて食べます。

日本ではパスタソースと言えば具材が小さく刻まれているのが一般的ですが、リビアでは骨付きのラム肉やチキンをドーンと豪快に使うのが普通です。

ショルバ

リビアの代表料理としてクスクス以外に真っ先に挙げられるのが、このショルバです。

ショルバは、「リビアンスープ」ですとか「リビアスープ」ともよばれている料理です。ハーブを効かせたトマトベースのスープに、ラム肉や牛肉、タマネギなどの野菜、ひよこ豆、ショートパスタなどが入ったものです。

ショルバに欠かせないのが、ハーブです。

カイエンペッパーやナツメグのほか、ドライミントやターメリック、クローブ、シナモン、ターメリック、ショウガ、クミンなどを加えて作ります。

最後にレモンを絞って酸味を加えるのが、リビア流です。

シャクシュカ(シャクシューカ)

シャクシュカは、リビアだけでなくアフリカのほかの国々でもよく食べられている料理です。

「シャクシューカ」とも呼ばれており、最近では日本国内でも注目されているんですよ。

シャクシュカは卵料理の一種で、ラム肉のミンチや野菜などを入れたトマトソースの中に卵を割り入れて作る料理です。

エジプトやイスラエル、トルコなどでも定番の料理です。

ロシュダ

ロシュダは、リビアでよく食べられているパスタの一種です。

パスタと言えども、日本でよく食べられているそれとはまったく味も見た目も異なっています。麺は細めでしっかりと茹でられておりチリチリとしています。

焼きビーフンに似ているような食感で、とっても美味しいですよ。トマトソースのほか、ひよこ豆を使ったソースなどをかけて食べます。

ルシタ・キスカース

ルシタ・キスカースは、先ほどご紹介したロシュダによくかけて食べられているソースです。トマトベースで、野菜や肉などを一緒に煮こんで作ります。

ブリック

ブリックは、チュニジアなどでもよく食べられている卵料理のひとつです。

春巻きのような薄めの生地の中に、ミンチや野菜、マッシュポテトを加え最後に生卵を割り入れます。そして、その生卵がはみ出てしまわないように気を付けながら、油できつね色になるまで揚げる料理です。

ナイフで切ってみると、とろりとした卵の黄身が出てきてとっても美味しいんですよ。クミンなどのスパイスを使ってアクセントをつけるのがコツです。

リビアンサラダ

リビアンサラダは、リビアでよく食べられているシンプルなサラダです。

トマトやキュウリ、タマネギなどをオリーブオイルで和え、塩で味付けしたサラダなのですが、特徴的なのはピリリと辛い青トウガラシを細かく刻んだものが入っているという点です。

最後にレモンを絞って食べられることもありますよ。

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