「モンテネグロの料理」パンと肉料理がよく食べられる。

モンテネグロ料理

モンテネグロ料理の概要

バルカン半島に位置する、モンテネグロ。ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、コソボ、アルバニアに囲まれ、西側はアドリア海と接している小さな国です。

「アドリア海の秘宝」とも呼ばれているモンテネグロですが、どのようなものがある国なのかをご存じの方はあまり多くはないのではないでしょうか?

モンテネグロには美しい自然のほか、中世の歴史ある街並みがそのまま残る都市「コトル」など息をのむようなスポットが多い国なんです。

コトルは、街全体がユネスコの世界遺産にも指定されているんですよ。

そんなモンテネグロでは、どのような料理が食べられているのでしょうか?

モンテネグロで主食としてよく食べられているのが、パンです。

日本でもおなじみのフランスパンやクロワッサン、バターロールなどはもちろんのこと、「ブレク」と呼ばれるトルコ発祥のパンやソーセージやジャムが入ったパンなど、種類も豊富です。

メインディッシュは、魚も食べられていますが、圧倒的に肉料理である場合が多いですね。味付けはスパイシーで、ボリューミーなものがメインです。油を多く使っているものが多いので、ひと皿でお腹がふくれてしまうものもあります。

また、スープやシチューなどの煮込み料理やソースには、大抵パプリカの粉が使われています。辛味のあるパプリカを使うことも多く、スパイシーな味わいの煮込み料理になっている場合が多いですね。

では、モンテネグロ料理でよく使われている食材と代表的なモンテネグロ料理をご紹介したいと思います。

よく使われる食材

パン

モンテネグロで主食として親しまれているのが、パンです。モンテネグロの街中には、美味しいパン屋さんがたくさんあるんですよ。

フランスパンやクロワッサンなども人気ですが、「ブレク」というパンもよく食べられています。ブレクとはもともとはトルコで生まれたパンで、パイのような生地の中にジャムやミンチ、ジャガイモなどが詰められています。

モンテネグロのブレクはバリエーションが特に豊富で、甘いデザート系のものから、ハムやミンチ、チーズなどが詰められたおかず系までさまざまです。

ちなみにこのブレクは、周辺の国々では「ブリーク」、「ピロク」、「ボレク」などとも呼ばれており、生活になくてはならないパンです。

また、「レピーニャ」という丸いパンも、モンテネグロではよく見かけます。このレピーニャは、ハンバーガーのバンズのようにして使われることが多いです。

燻製肉

「モンテネグロと言えば燻製料理」と言われるほど、燻製が頻繁に食べられているモンテネグロ。中でもよく使われているのが、燻製肉です。燻製は、「ニェグシュカ」と呼ばれています。

パプリカやトマトなどの野菜類

モンテネグロでは、パプリカやトマトなどの野菜類をよく使います。パプリカは日本と同じような味わいのもののほか、辛味があるものも使います。モンテネグロのシチューやスープ、ソースには、大抵このパプリカの粉が入っています。

ジャガイモ

モンテネグロの肉料理に添えられることが多いのが、ジャガイモです。フライドポテトにしている場合が多いです。

代表的なモンテネグロの料理

シィシュチェバプ

シィシュチェバプは、モンテネグロでよく食べられている軽食のひとつです。

長めのバゲットに、牛肉やラム肉などでできたパテとトマトやキャベツなどの野菜を挟んだサンドイッチです。ヨーグルトソースやチリソースなどをかけて食べます。

ポペツィ(ポペツ)

ポペツィは、モンテネグロを代表する郷土料理のひとつです。チキンを薄く開き、チーズやハムなどをのせてと棒状に丸めます。それに衣をつけてフライにし、最後にマヨネーズやピクルスなどを添えていただきます。

テレチパプリカシュ

テレチパプリカシュは、子牛の肉とパプリカの粉を使ったシチュー料理です。モンテネグロだけでなく、クロアチアやハンガリーなどでもよく食べられています。

子牛の肉の代わりにチキンを使ったものも多いのですが、その場合は「チルケパプリカーシュ」と呼ばれています。スパイシーな場合が多いのですが、クリーミーな場合もあります。

パスユサピヤスカビッツァ

パスユサピヤスカビッツァは、モンテネグロでよく食べられている料理です。小さめのミートボールを、パプリカの粉を使ったシチューで煮込んだ料理です。タマネギやニンジン、豆類などを入れる場合もあります。

ドゥルミトールステク

ドゥルミトールステクは、薄めのステーキです。薄切りの豚肉を使います。カツレツのように揚げる場合もあり、その場合は細かいパン粉を使うのが特徴です。

チーズやフライドポテトのほか、後ほどご紹介する「ニェグシュカパンシェッタ」や「ニェグシュカレージナスラニーナ」を添えて食べるのがモンテネグロ流です。ボリュームたっぷりで、一皿でお腹いっぱいになる料理です。

ヤブラツィ

ヤブラツィは、モンテネグロでよく食べられているロールキャベツの一種です。ミンチとライスを合わせたものを、キャベツの葉かブドウの葉で巻いてロール状にし、パプリカの粉で作ったシチューの中でじっくりと煮込んだものです。

後ほどご紹介する「ニェグシュカパンシェッタ」が上に添えられていることもあります。

ニェグシュカパンシェッタ

ニェグシュカパンシェッタは、モンテネグロを代表する燻製肉の一種です。豚のバラ肉を燻製にしたものです。

ニェグシュカレージナスラニーナ

ニェグシュカレージナスラニーナも、モンテネグロでよく食べられている燻製肉のひとつです。豚の皮を燻製にしたものです。

パスリ

パスリは、パプリカベースのスープです。パプリカの粉を使ったスープの中で、野菜や肉、豆などを時間をかけて煮込んで作ります。

ヴィェシャリツァ

ヴィェシャリツァは、モンテネグロでよく食べられているメインディッシュのひとつです。
厚切りにした豚肉をグリルしたものです。フライドポテトやタマネギなどを付け合わせていただきます。

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