「ネパール料理」インドと中国の影響を強く受ける

ネパール料理

ネパールの料理はカレーをベースとした料理でありながら近隣の中国などの影響で餃子のような小麦の皮で包んだ料理などもあります。

そういった特徴のため、日本人にもなじみやすい雰囲気を持った料理が多いという傾向です。

ネパールの食事

そんなネパールの料理ですが、1日2食で途中に軽食があるという流れです。

起床時にお茶を飲んでから買い物やプージャと呼ばれる伝統的な神への礼拝を行います。

ネパールの朝食

朝食は10時ごろようやく摂るというかたちであり、ネパールの基本的な食事形式であるダルバート(日本の定食のような一汁三菜に近いスタイル)を食べます。

しかし、近代化の進むネパールでは欧米のようにパンと卵などで済ませる方も増えてきています。

ネパールの昼食

昼食はありません。その代わりに午後3時ごろにカジャと呼ばれる軽食を食べる習慣があります。

この時に食べられるのはネパール風の餃子であるモモ、炊いた米を平らに潰して干したものをいためたチウラと言ったものが代表的です。

ネパールの夕食

夕食は、遅い朝食に食べたダルバートにボリュームを高めたものでカレーなどもこの時登場します。

また、家庭によっては朝のダルバートの具や味付けを変えたものを出すこともあります。こういったスタイルでネパールの料理の一日は終わります。

良質な紅茶の産地

飲み物は、甘くないヨーグルトに水をいれたヨーグルト水を飲んだり、お茶は紅茶のようなスタイルで楽しむことが多いです。

実際に日本ではやや知名度が低いですが、自然豊かなネパールは、良質な紅茶の産地で欧米に対して主に輸出されています。

そういった背景があるため、ネパールではお茶が盛んに引用されています。

よく使われる食材

ネパールの料理でよく使われる食材は、米などの穀類、豆、野菜、スパイスです。

米などの穀類

米などの穀類はバスマティと呼ばれる非常に香りが良いインディカ種の米を使います。

これを炊飯して出すのですが、インドからの食文化の影響も大きいので、小麦粉を使ったナンのようなパンであるローティ、米が採れないあるいは採りにくいエリアではディロ(トウモロコシやシコクビエなどの粉を熱湯で練ったもの)を食べるケースもあります。

豆はネパール料理の代表的な食材です。先ほど紹介したダルバートのダルは豆のスープと言う意味で、ネパールの食事に欠かせない食材となっています。

現地には300種類にも及ぶ豆が存在し、主食のように食されるケースも少なくありません。代表的な豆としてレンズマメ、キマメ、黒豆、リョクトウ、ケツルアズキ(毛ツル小豆、もやしの原料)などが挙げられます。

野菜

野菜は、タルカリと呼ばれるおかずに使われることが多く、炒めたりカレーに入れます。
特にジャガイモ、カリフラワー、そしてニガウリと言った食材が良く利用されているというのが特徴です。

また、青菜炒めもよく食べられるため、葉物野菜も栽培されていますし、タケノコなどもよく使われます。

スパイス

スパイスもネパールの料理では充実しており、よく使われます。

特にネパールのスパイスでは日本でもおなじみのものが多く使われており、ベサール(ウコン)、ラッスン(ニンニク)、モリジ(黒コショウ)、アドゥア(ショウガ)、クルサニ(トウガラシ)など名前こそ違えど日本でも盛んに使われるスパイスが用いられているのが特徴です。

これもインドの影響が大きく、ガラムマサラも用いられています。

ちなみに肉はネパールでは比較的手に入れにくい食材だったため、伝統的な料理にはほとんど用いられません。

代表的なネパール料理

最後に代表的なネパール料理を紹介します。

ダルバード

ダルバードは豆スープとご飯セットで、豆スープ、ご飯、野菜、漬け物、おかず(炒め物)が付きます。

ネパール風カレー

ネパール風カレーはインドカレーに似ていますが、野菜がメインであり、スパイスは少なめになっています。また、やや水っぽい感じで野菜のスープカレーと言う印象を受けます。

チャウミン

チャウミンはネパール風焼そばです。乾麺を戻して炒め、細切りの玉子焼きをトッピングしたりします。

モモ

モモはネパール風餃子ですが、肉が入っていないものも多いのが特徴です。

これは冒頭でもお話しした通り3時の軽食で非常に頻繁に食べられる料理と言えます。こちらは揚げ餃子と水餃子の2パターンがありますが、日本のような焼き餃子はありません。

ククラコ・マスゥ

ククラコ・マスゥは鶏肉とトマトのカレー風のスープです。

ネパール料理には珍しく肉が使われているもので、具だくさんのごちそうスープになります。スパイスが少なめなネパール料理にあってスパイスが多めに使われるなど、やや贅沢な料理になっているのも特徴です。

サモサ

サモサはジャガイモにカレー味の衣をつけて揚げた軽食です。世界のどんなホットスナックもそうですが、揚げたてが一番おいしいというのはネパールのホットスナックであるサモサも例外ではありません。

チャイ

チャイは紅茶のことですが、ネパールでは薬草の風味が付けられておりショウガなどを加えるケースもあります。また、世界的に行われるレモンやミルクを加える場合もあります。

コメント