「パプアニューギニアの料理」周囲を広大な海に囲まれていてそう食材が豊富

パプアニューギニア

パプアニューギニア料理の概要

「地球最後の楽園」としても知られている、パプアニューギニア。800以上もの部族とたくさんの野生動物が暮らす、南半球の島国です。

そんなパプアニューギニアの国土はとても広く、周囲も広大な海に囲まれているため、普段の料理に使う食材のバリエーションはとても豊富なんです。

そんなパプアニューギニアで主食として食べられているのが、米やイモ類、クラッカー、サゴヤシからとれるデンプンなどです。また、バナナやココナッツ、チキン、魚介類、トロピカルフルーツなどもよく食べられています。

パプアニューギニアでよくなされている調理法はさまざまですが、特に多いのが蒸し焼きです。

よく使われる食材

パプアニューギニアで、もともと主食として親しまれていた食材はタロイモやヤムイモなどをはじめとしたイモ類でした。

最近ではパプアニューギニアにも近代化の波が押し寄せており、それとともに米を主食として食べる家庭が増えてきているのが現状です。

特に、首都のポートモレスビーをはじめとした都市部の地域では、米が頻繁に食べられるようになってきています。

もっともよく見られるのが、「トゥルーカイ」というメーカーの米です。

イモ類

パプアニューギニアで古くから主食として用いられていたイモ類。

最近では米に押され気味ですが、現在でも食卓に頻繁にのぼっている食材のひとつです。
タロイモやヤムイモのほか、日本ではタピオカの原料としても有名なキャッサバイモ、「カウカウ」と呼ばれているサツマイモのような甘みがあるイモまで、さまざまな種類のイモが食べられています。

そのまま食べることもありますが、蒸し焼きにしたり、茹でて潰したりするなどして料理されることもあります。

バナナ

甘みのあるバナナのほか、「プランテンバナナ」という甘くない調理用バナナもパプアニューギニアの料理には頻繁に使われています。

甘みのあるバナナはそのまま食べることもありますが、プランテンバナナは蒸したり茹でたりして料理します。また、バナナリーフはパプアニューギニアの料理には欠かせないもののひとつです。

食材をバナナリーフに包んで蒸し焼きにしたり、バナナリーフを蒸した食材のフタにするなどして、頻繁に使われています。

ココナッツ

ココナッツもパプアニューギニア料理でよく使われている食材のひとつです。

スープや煮込み料理に使ったり、蒸し焼き料理をする際にココナッツの汁気を食材にかけたりして使います。

パプアニューギニアの肉料理には、チキンやマトン、ラムなどが頻繁に使われます。

魚介類

パプアニューギニアで人気の高いツナ缶や刺身として使われることが多いマグロのほか、「マッドクラブ」と呼ばれているノコギリガザミというカニ、ロブスター、ブラックタイガー(ウシエビ)、川魚などが食べられています。

サゴヤシ

サゴヤシというのは東南アジアやオセアニアの地域でよくみられる、ヤシ科の植物の一種です。

パプアニューギニアではこのサゴヤシからとれるでんぷんがよく料理に使われています。でんぷんをこねて団子を作ったり、パンケーキにしたりして食べられています。

フルーツ

「ポーポー」というフルーツ(日本ではアケビガキとも呼ばれています)や、パイナップル、パッションフルーツ、レモン、オレンジ、マンゴーなどもよく食べられています。

代表的なパプアニューギニアの料理

ムームー

ムームーは、パプアニューギニアを代表する郷土料理のひとつです。

はじめに、イモ類や肉、魚、野菜などをバナナリーフでくるみます。次に地面に穴を掘ってその上に焼いた石を置き、そこに食材をくるんだバナナリーフを置いて上からもう一つの焼き石で挟んで、蒸し焼きにするという料理です。

穴の側面にバナナリーフを添わせるように置いたり、穴を使わずに焼き石で挟むだけという調理法もあります。蒸し焼きにする際に、具材の上からココナッツの汁気をふりかけることもあります。

ムームーはパプアニューギニアだけでなく、周辺の国々でもよく食べられている伝統料理です。焼いた石の熱を利用してじっくりと蒸していくので、食材がふっくらと蒸しあがりとっても美味しいですよ。

サクサク

サクサクもパプアニューギニアで古くから食べられている、伝統料理のひとつです。サクサクの原料は、サゴヤシです。

サゴヤシからとれるでんぷんを使った料理のことですが、このでんぷん自体をサクサクと呼ぶこともあります。サクサクを使って作るのは主に団子ですが、パンケーキなどの材料に使われることもあります。

サクサクを主食にして、肉料理や魚料理を食べる場合もあります。

ナングー

ナングーは、先ほどご紹介したサクサクを魚と一緒に煮た料理です。モマセ地方にある東セピック州を中心に食べられています。

ラビア イアラ

ラビア イアラは、パプアニューギニアの東南部で主に食べられている料理です。

サクサクとバナナペーストを混ぜ合わせたものにお湯やココナッツミルクを加えたもので、朝ご飯の定番メニューとして親しまれています。

バナナケイク

バナナケイクは、パプアニューギニアの山間部でよく食べられている料理のひとつです。

名前から想像するとスイーツのような感じですが、実はまったく違います。この料理で使われているのは、甘みのないプランテンバナナです。

プランテンバナナに「アイビカ」と呼ばれている青菜やネギ、ジンジャーなどを混ぜ合わせ、バナナリーフに包んで茹でた料理です。塩を振っていただきます。

ソーセージフラワー

ソーセージフラワーは、小麦粉で作った生地の中にソーセージを入れ、油で揚げたパン料理です。

パプアニューギニアではおやつ感覚で食べられており、小さな子どもからお年寄りにまで幅広い人気を誇っています。

フラワーボール

フラワーボールもパプアニューギニアでさまざまな世代に親しまれている、おやつです。
先ほどご紹介したソーセージフラワーに似ていますが、揚げパンの中には何も入っていません。形はボール状で、そのまま食べたり、砂糖を振りかけて食べたりもします。

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