「サモアの料理」タロイモや「ファイ」と呼ばれる調理用のプランテーンバナナが主食です。

サモア料理

サモア料理の概要

サモア独立国は、ポリネシアの西側に浮かぶ島国です。

ラグビーの強豪国としても有名なこの国には、天然プールとも言われる「トゥ・スア・オーシャン・トレンチ」や「ピウラ洞窟プール」など、目を見張るような大自然が残されています。

そんなサモアでは、いったいどのような料理が食べられているのでしょうか?

サモア人の主食は、タロイモや「ファイ」と呼ばれる調理用のプランテーンバナナなどです。これらは、茹でて食べるのが一般的です。メインのおかずには、豚肉やチキンなどが使われることが多いですね。また、カレーを食べる文化もあります。

では、早速サモア料理によく使われている食材と、サモアの代表的な料理について紹介したいと思います。

よく使われる食材

タロイモ

サモアで主食としてよく食べられているのが、タロイモです。主に、茹でたり蒸したりして食べられています。

タロイモの代わりに、インドクワズイモやキャッサバイモなどを食べる場合もあります。

プランテーンバナナ

サモアで「ファイ」と呼ばれているのが、このプランテーンバナナです。日本で一般的に食べられているバナナとは違い、プランテーンバナナは甘みがありません。緑色のバナナで、調理をして食べるのが前提です。

サモアではタロイモの次によく食べられている食材で、蒸したり茹でたりして食べられます。

パンの実

パンの実も、サモアではよく食べられている食材のひとつです。パンの実とは、クワ科の植物パンノキからとれる果実です。

サイズがとても大きいのが特徴で、かなり大きなものですとサッカーボールくらいの大きさになります。

基本的には焼いて食べるのですが、大きいのでなかなか火が通らないのが特徴です。そのため、サモアでは焚火をし、その中にパンの実を放り込んでおいて実が真っ黒になったら中身を食べるのが一般的です。ジャガイモのような食感です。

豚肉

サモアの肉料理でもっともよく使われているのが、豚肉です。チキンやシチメンチョウなども使われていますが、一番頻繁に登場するのが豚肉でしょう。

シーフード

サモア料理では、シーフードもよく使われます。カレーに入れたりするほか、生のままレモン汁やライム汁などに漬け込んでマリネにしたり、スープにしたりすることもあります。

ココナッツミルク

ココナッツミルクもサモア料理には欠かせない食材のひとつです。クリーム状にして蒸し料理やオーブン料理などに使うこともあります。

しょう油

意外に思われるかもしれませんが、サモア料理にはしょう油もよく使われています。サモアではしょう油が安く手に入るため、家庭料理にも頻繁に使われているんですよ。

代表的なサモアの料理

パルサミ

サモアをはじめ、ポリネシアでよく食べられているのが、このパルサミです。パルサミとは、タマネギやココナッツミルクで作ったクリームをタロイモの葉の中に入れ、その上からバナナリーフでくるんでから、オーブンなどで焼いたものです。

以前は、後程ご説明する「ウム」でも作られていましたが、最近ではオーブンを使うのが一般的です。また、バナナリーフではなく、アルミホイルを使ったものの方が多くなってきているのも実情です。

具材にラム肉を使ったり、チキンやコンビーフ、シーフードなどを使うこともあります。トンガやフィジーなどでも食べられています。

プアア

プアアとは、サモアで「豚肉」を指す言葉ですが、豚肉を使った料理のことも同じくプアアと呼ばれています。

ぶつ切りにして炒めたり、オーブン焼きにしたり、お祝いごとなどには丸焼きにしたりしていただきます。

カレ

カレとは、サモアのカレーのことです。サモアでは、頻繁にカレが食べられています。
具材はさまざまで、豚肉やコンビーフ、シーフードなどを使います。ココナッツミルクを加えて作る場合もあります。

サモアの主食はタロイモやプランテーンバナナですが、カレにはライスが添えらることも多くなってきました。

日本でよく食べられている一般的なカレーもありますが、中華風味のカレーも存在します。

ココアライサ

ココアライサは、サモア式のココアの中にライスを入れて作る甘みのある料理です。甘みのあるお粥のようなイメージです。

ソシシ

ソシシは、サモアで大変人気のあるソーセージです。屋台などでもよく売られています。

サパスイ

サパスイは、春雨が入ったスープです。しょうゆを使った中華風の味付けになっています。

スアイア

スアイアは、ココナッツミルクでシーフード(主に魚)やタマネギを煮たスープ料理です。
ただし、具材とスープは別々に食べます。

ちなみに、このスープのことは「ペエペエ」と呼ばれています。

オカイア

オカイアは、生魚やキュウリ、タマネギ、カニなどをココナッツミルクで和えたスープ料理です。生魚やカニなどは、あらかじめレモン汁やライム汁などに漬け込んでおくのが特徴です。冷やしてから、青ネギなどを振りかけて食べます。

ちなみに、「イア」というのは、サモアの言葉で「魚」のことを指します。

オカ(オタ)

オカというのは、サモアの言葉で「生魚」のことです。「オタ」とも呼ばれます。

オカというのは、生魚をレモン汁やライム汁などで和えたマリネ料理のことを指します。
細かく刻んだタマネギやトマトなどを加える場合もあります。最後にココナッツミルクで作った、ココナッツミルクをかけて食べることもあります。

パニケケ

パニケケは、サモアでよく食べられているデザートです。沖縄の「サーターアンダギー」のような、揚げたドーナツのようなものです。ほのかな甘みが特徴です。砂糖をかけて食べることもあります。

「ケケ」というのは、サモアの言葉で「ケーキ」のことです。

ケケプアア

ケケプアアは、直訳すると「豚のケーキ」です。ケーキというと、デザートを思い浮かべることが多いでしょうが、デザートではありません。日本で言う、豚まんのようなものです。さっぱりとした、しょうゆ味がケケプアアの特徴です。

ちなみに、チキンを入れたものやラム肉やマトン肉で作ったものもあります。それぞれ、「ケケモア」、「ケケマモエ」と呼ばれます。屋台などでも食べることができますよ。

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