「サンマリノの料理」イタリアのエミリア・ロマーニャ州とマルケ州に挟まれた料理文化を持っています。

サンマリノ料理

サンマリノ料理の概要

サンマリノは周辺をイタリアに囲まれたヨーロッパの小さな国です。国土面積は61.2キロ平方メートルの世界で5番目に小さな国家でもあります。

サンマリノは世界で最初の独立国家であり小さな国ながら歴史的な建造物や世界遺産も多くあり旅行先としても人気な国です。

今回は日本から遠く離れたサンマリノの料理についてまとめました。

サンマリノの料理の特徴

サンマリノはイタリアのエミリア・ロマーニャ州とマルケ州に挟まれた国なのでこの2つの州の名物や郷土料理の影響が強く出ています。サンマリノには旧市街の中に多くの飲食店があり、とても小さな国ですが食べることには困りません。

サンマリノで多く食べられている料理は、主にパスタやピザ、チキン、チーズやトマト、キノコ類などを使った料理が基本です。ワインもよく飲むのでヨーロッパの他の国と同様にワインに合う郷土料理が多くみられます。

サンマリノではイタリア中部ならではの素材の味を生かしたような味付けの料理が多く、比較的さっぱりとした料理が主です。

サンマリノの料理で定番の食材

サンマリノ料理によく使われる食材は主食ではパスタやニョッキ、ラビオリ、ピザ、チキンなどで、その他の食材もほとんどイタリア料理と同様な食材が使われています。特徴としてはサンマリノはポルチーニ茸やトリュフなどキノコ類を使用した料理をよく食べます。

サンマリノは海に近い国なのでエビやカニ、ロブスターなどの魚介類などもよく使われています。フルーツや野菜もイタリア料理と同じものが使われることが多いようです。

代表的なサンマリノの料理

代表的な料理には、ひよこ豆を使ったトマト風味パスタ「パスタ・エ・チェチ」やモッツァレラチーズをのせた鶏胸肉料理「チキン・パルミナージャ」、鶏胸肉とフェットチーノやマッシュルームを添えた「チキン・マルサラ」です。

生パスタのような生地をトルティーヤのように焼き中に生ハムや野菜を挟んで食べる「ピアディーナ」、コーンミールを粥状に煮た「ポレンタ」、手打ちパスタにミートソースとパルミジャーノチーズをあえた「ストロッツァプレーティ」、「ラザニア」、「ボロネーゼ」、「タリアテッレ」などもあります。

その他にもサンマリノではその地域で育てられたぶどう品質の強化に力を入れているので「サンマリノワイン」と呼ばれている有名なワインも美味しいです。

特にサンマリノワインの一種である「モスカート・スプマンテ」は果実のフルーティな甘みが上品な甘口のワインで、イタリア料理にもよく合います。

サンマリノの郷土料理

サンマリノでの主食は基本的にパンとパスタやピッツァです。パスタは日本で想像される形ではなくどちらかというと生パスタのような幅広のパスタが手打ちで作られることが多いようです。

パンはフランスパン(クルトン)で、生ハムや野菜をのせて食べたり、そのままパスタやスープにつけて食べたりもします。

ラザニアに似た「ヴィンチスグラッシ」や「パッサテッリ」スープ、などが伝統料理です。これらの伝統料理は多くの家庭でも作られます。

ひよこ豆もよく使われる食材で、スープやパスタなどに入れて調理されます。

サンマリノではウサギ料理を食べる

山の上にあるサンマリノではジビエ料理もよく食べられています。特によく食べられるのがウサギです。最近の日本人からすればウサギはペットというイメージが強いため、ウサギを食べることはほとんどないので味の想像がつかないと思いますが、イタリアでは鶏肉のような感覚で食べられています。

味は淡白な白身肉というイメージでグリルで焼いたり煮込んだりして調理されます。鶏肉と異なり少し小骨が多いですがあっさりしてどんな料理にも合い、美味しいようです。

サンマリノの肉料理

サンマリノでは子牛やラム肉もよく食べられています。

特に子牛の「サルティンボッカ」と呼ばれる子牛肉を生ハムで包んで焼き、白ワインで仕上げた料理ではサンマリノでよく食べられます。(ちなみに、サルティンボッカとはイタリア語で「口の中に飛び込む」という意味があり、小さめに切り分ける肉が口の中に入りやすいというところから来ているとか。)

サンマリノでは子牛の肉は少し値段が高いので特別な日のごちそうに使われることが多いようです。その他にも子牛肉に生ハムを乗せて食べる料理もあります。

サンマリノはシーフード料理も美味しい

サンマリノには海はありませんが、20kmほどの距離に海があるので魚介料理も美味しいのがサンマリノ。

サンマリノ市には美味しいシーフード料理のお店もたくさんあります。中でもよく食べられているのが魚介のスープやグリルとスパイシーな白身魚の料理です。その他にもロブスターやエビなどの甲殻類もよく使われます。味付けは素材そのままのさっぱりしたものが多いです。

サンマリノの家庭で作られるお菓子

ヨーロッパの国々の家庭はよくハンドメイドのお菓子を作ります。それはサンマリノも例外ではなく、美味しい伝統のお菓子がたくさんあります。

小麦粉や牛乳にご飯を混ぜた生地に、ドライフルーツを混ぜてオーブンで焼きあげる「ブストゥレンゴ」や、卵と砂糖と牛乳などで作る素朴な「チャンペローネ」、クッキー生地でできたコーヒーカップの中にエスプレッソや果物などを入れる「コーヒーカップ・ドルチェ」などです。

コーヒーカップ・ドルチェは特に見た目もおしゃれで苦いエスプレッソが苦手な方でも飲みやすいデザートですね。このデザートはサンマリノ内のお店で食べられるようなので旅行者でも食べることができます。

終わりに

サンマリノはイタリア中北部に位置していることから、あっさりとした素材の味を生かした味付けの料理が多いです。サンマリノは山の上に位置していながら海も近いという立地なので、豊富な種類のシーフード料理とウサギや子牛などのジビエ料理が両方一緒に楽しめる地域です。

サンマリノでしか酒造されていないワインも多くあり、なかには希少なものもあるのでサンマリノで食事する機会があれば料理とワインを楽しめます。

小さな国でありながら名物料理がたくさんあるサンマリノへグルメ旅行するのもいいですね。

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