「タイの料理」個性的なナンプラーと使われる食材

タイ料理

タイははるか昔から東南アジア地域の貿易の拠点として北から南から様々なモノが流入しました。タイの料理はこれらの国々からの影響を柔軟に受け入れ、更に味わいを発展させた国際的な味でもあります。

タイ料理が世界各国で受け入れられているのは、そんな柔軟な味わいの影響かもしれません。

私たちにっとてタイ料理のイメージといえば「辛い」「独特の風味が強い」といわれる事が多いですが、辛さを引き出すために使用される食材は主に唐辛子であり、また独特の風味を出す食材としてはパクチーなどのハーブがポピュラーです。

よく使われる食材

ナンプラー

タイ料理の個性の1つであるナンプラーは日本人からすると少し魚臭い醤油という印象ですが、まさに魚を発酵させたエキスを使った調味料「魚醤」の一種がナンプラーなのです。

主食は日本と同じお米ですが、日本のお米に比べて細長くサラっとした食感なので私たちが持つお米のイメージとは少し違うかもしれません。

主菜は肉や魚ですが、肉は主に鶏肉や豚肉が使用され、牛肉はさほど食べられていません。その代わりにアヒル肉や水牛肉はポピュラーな部類に入ります。

魚はライギョやナマズといった川魚が主で私たちが食する魚とは少し違います。
それらの食材を用いて調理される際に使われる香辛料がまた多彩です。

紫小たまねぎ

「紫小たまねぎ」は、ほとんどのタイ料理に普通に使われていて強い刺激臭と辛味があるのが特徴です。料理に使うときは匂いを目的とするときはすりつぶしたり、みじん切りにしたりして使い、匂いを消したいときは十分に加熱して用いることが多いです。

コブミカン

「コブミカン」は、葉にも柑橘系の強い香りがありスープやカレーの香りづけに使ったり、サラダに使ったりされます。実の皮はカレーペーストを作る時に用いられ、その香りは食欲増進に役立ちます。

ホーリーバジル

「ホーリーバジル」は、シソ科のさわやかな香りが特徴で、比較的自由に薬味として様々な料理に用いられます。また生でも食べることもありますがサポニンを含んでいるので、通経薬としても使われています。

ガランガル

「ガランガル」は、甘いすがすがしい芳香と、さわやかな辛味感が特徴です。カレーやスープの香りづけなど様々な料理に用いられます。

パクチー

「パクチー」は、私たちも良く耳にする香辛料ですが、根・葉・茎ともに生の物をよく使うタイ料理には無くてはならない香辛料です。種子は完熟するとレモンとセージを合わせたような芳香をもち、カレーペーストに入れることがあります。

コリアンダーの抽出物には抗菌性があり、その新鮮な粉末は魚の腐敗を2~3日遅らせるほどです。

トウガラシ

「トウガラシ」は、タイ料理には欠かせない香辛料で色・形・風味・辛味それぞれ非常にたくさんの種類があります。辛味付けとして使われますが、大型のブリック・チーファーなどは彩として添えられる使い方もあります。
刺激作用が消化液の分泌を促進し、食欲増進が期待できます。

果物

果物もまた非常に豊富でスイカやミカン、ドラゴンフルーツなどがよく食されています。有名どころではドリアンで「果物の王様」と言われています。

カービングも有名で、果物や野菜を使ってバラの花などに形作るものですが中には食べてしまうのがもったいないと思うほど美しいものもあるようです。

代表的なタイ料理

トムヤムクン

「トムヤムクン」は、タイを代表する料理で、世界三大スープと称される最も有名なタイ料理です。トムヤムクンとは辛くて酸っぱいエビのスープで、様々な味と香りが混ざり合った料理です。

タイスキ

「タイスキ」は、タイ風のすき焼きで専用のナベで出汁を温め、ひき肉の団子や魚のつみれ、豆腐、ワンタン、野菜、春雨などを煮て特性のタレで食べます。つけダレは多くの場合、その店のオリジナルの物が用意されていて、味のバラエティーも豊富です。シメにはご飯や麺を入れて食べるところが日本のナベに近いですね。

タイカレー

「タイカレー」は、日本ではグリーンカレーと呼ばれています。タイ語では「汁物」「緑」「甘い」を意味するゲーンキョワーンと呼ばれています。タイではご飯にかけるスープという位置づけです。タイペッパーの中でも最も辛いといわれている青唐辛子プリッキーヌをふんだんに使い、ココナッツミルクのまろやかさで味を調えたスープで辛さと香りを楽しめます。

パッタイ

「パッタイ」とは、タイ語で「パッ」は炒める、「タイ」はそのままタイ国の事です。
ライスヌードルに卵と豆腐を加えて炒めてタマリンド果肉、ナンプラー、エビ、ニンニクで調味した料理で、日本でいう焼きそばのような料理です。

ソムタム

「ソムタム」は、タイ料理が好きな人なら外せない東北部イサーン地方の伝統料理です。「ソム」はすっぱい、「タム」は叩くという意味で、青パパイヤのスライスをナンプラー、ニンニク、ライム、ココナッツシュガー、干しエビなどと一緒に叩いて和えるサラダ料理です。

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