「トルクメニスタンの料理」隣接する国の食文化を取り入れた料理

トルクメニスタン料理

トルクメニスタン料理の概要

トルクメニスタンという国は中央アジアに存在します。イランやアフガニスタンに隣接しています。大きな国なのですが国土の85%は砂漠になっていますので、国民は山沿いの都市部に住まいを構えているようです。石油や天然ガスの燃料が生産されています。

トルクメニスタン独特の料理もあるのですが、隣接する国の食文化を取り入れている場合が多いようです。

またロシアやトルコの支配下にあった時代もあったため、それらの国の文化形式を受け入れていることが多いようです。

料理も香辛料やスパイスをたっぷり使ったものではなく、素材の味をできるだけ生かした料理が多いようです。

トルクメニスタン料理の主な食材

トルクメニスタンの主食は米とパンです。パンといってもどちらかと言えばインドのナンのようなものに似ています。

トルクメニスタンの特産物はメロンです。現在ではかなり縮小されていますが昔から世界中に輸出されていました。現在でもメロン専門の屋台が並び路上でメロンが山積みにされて売られています。日本のようにカットされたメロンを見かけることはほとんどなく、1個丸ごとで売られています。

トルクメニスタンの代表的な料理

プロフ

トルクメニスタンでは日本と同様米が主食となっており、ほとんど毎日食卓に並びます。日本のように白米を炊いて食べると言うような習慣はあまりなく、通常プロフと言う炊き込みご飯のようなものが出されます。

このプロフと言うのは米、羊肉、野菜をフライパンで炒め、大釜で炊いたものです。1度に大量に作られますのでとても美味しい味になります。肉の脂が米に染み込み独特の風味が出るそうです。大釜でたくさん炊いて1日で食べてしまいます。

材料を炒め炊くと言う手間が生じてくる料理ですが、肉と穀類と野菜が1度にとれる栄養が豊富な国民的料理と呼ばれる家庭料理です。

チャウ

ラクダの乳を発酵させた飲み物です。

トルクメニスタンでは農家ではなくても普通の家にラクダが一頭を飼育していることが多いです。朝になるとそのラクダの乳を搾り発酵させます。ヨーグルトのような状態になってから口に入れることが多いようです。ラクダの乳には人間の体温を下げる機能があります。気温の高いトルクメニスタンでは欠かせない飲料となっているようです。

牛乳が嫌いな人でなければ美味しくいただけるのですが、日本人はラクダの乳に免疫がありませんので、下痢をして帰国される方も多いようです。腸の弱い人はたっぷり飲むのではなく、「ちょっと経験するだけ」といった感じで1口、2口でおさえておくことをお勧めします。

シャシリク

日本で言う焼き鳥のような料理です。

国民的料理と言っても過言ではないでしょう。トルクメニスタンでは羊肉がとても人気があるので、一口大にカットしたひつじ肉を串刺しにして炭火で焼きます。通常このシャシリクと小麦粉を練って焼かれたパンのようなナン、スライスオニオン、トマトを添えていただきます。

家庭料理でもあるのですが屋外でも食べることができ、レストランで食べることもできるのですが、路上の屋台で見かけることが多いようです。

トルクメニスタンの人たちの大好物で、いわゆるご馳走と言っても過言ではないでしょう。炭火で焼かれたお肉はとても香ばしく臭みが抜けて食べやすくなっています。ひつじ肉がメインなのですが牛肉、豚肉、鶏肉が使用されることも多々あります

マンティ

マンティは日本で言う蒸し餃子のようなものです。

アジアの国ではどこにでもこういった小麦粉を練った生地の中に肉や野菜を詰めて焼いたりました食べ物が多いようですね。1口で食べられるこのマンティはトルクメニスタンではとても人気があります。

トルクメニスタンの餃子であるこのマンティは日本の餃子とは違い、ひき肉、玉ねぎまで同じなのですがかぼちゃを入れられることが多く、味は甘くなりお菓子感覚で食べることができます。

蒸して食べることがほとんどで、日本のように醤油やラー油をかけて食べるのではなくサワークリームをかけて食べることが多いようです。  

コウルデュク

トルクメニスタンのとても有名なスープです。

スープといっても日本のように鍋の中で汁と具を入れてぐつぐつ炊くスープではなく。お椀の中にコンビーフのような保存肉と塩を入れ、上から熱いお茶を注ぎます。3分ほどすると肉のダシが利いたおいしいスープが出来上がります。即席スープといったところでしょうか。

味は即席の割にはとても濃厚で豚骨スープのような味がするそうです。家庭によっては茹でたジャガイモやタマネギのスライスを入れられることもあるようです。手抜き料理のようですが、昔からトルクメニスタンに伝わる伝統料理の一つでもあります。

メロン

これは料理とは呼べないのかもしれませんが、トルクメニスタンの特産物となりますのでご紹介しておきます。

トルクメニスタンでは昔から大量のメロンが収穫されてきました。海外にも大量に輸出されています。日本ではメロンというのは高価な食べ物でめったに口にすることはありませんが、トルクメニスタンでは日常食べることができる食材となっています。

日本よりもずっと高温の環境で栽培されるため、その味は日本のメロンよりもはるかに甘くジューシーだと言われています。日本では半分にカットされてうられている場合もありますが、ここでは路上のテントの下で地面に転がされて山積みにして販売されているようです。お客様はその中から好きな物を1つ選ぶことができるようになっています。その他の特産物としてスイカやブドウがあります。

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