ウガンダ料理の概要
ウガンダ(ウガンダ共和国きょうわこく)、通称ウガンダは、東アフリカに位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国であります。
東にケニア、南にタンザニア、南西にルワンダ、西にコンゴ民主共和国、北に南スーダンとの国境に囲まれた内陸国です。
南部ではバンツー系諸民族が暮らしている。これに対し北部はナイル系諸民族が多数を占め、北西部にはルグバラ人などの中央スーダン系諸民族が生活しています。
ウガンダでは主食としてお米を食べたり、トルティーヤを食べたり、パンを食べたりと地域によって違うのが特徴です。
多くの民族がいるウガンダでは、イスラム教徒を信仰している人が多く居ます。レストランや屋台では豚肉があまり使われておらず、主に牛肉やヤギ肉が使われているのが特徴です
ウガンダ料理は日本人が食べても美味しいと思いやすい食べ物が多いです。焼き鳥に似た料理もあります。
ウガンダでは、地域によって食事の事情が大きく異なります。
給食を食べられない子どもから、お肉が入っている給食を食べられる子まで、給食1つで、ウガンダの抱える貧富の差を感じることができると思います。
ウガンダ料理でよく使われる材料
バナナ
ウガンダでは多くの種類のバナナが栽培され、食べられています。ウガンダはバナナを栽培するのにすごく適した気候です。熱帯のウガンダでは、一年中バナナが作られており、日本にも輸出しています。
主にウガンダでは、バナナがみどりの状態のまま使います。緑のバナナは甘くないので、煮たり焼いたりして食べるのが一般的です。
昆虫類
ウガンダでは昆虫をよく食べます。
バッタや羽アリなど、日本ではありえないものを食べる習慣があります。炒めたるのが昆虫の主な調理法で、香ばしくおつまみのように食べるのが一般的です。
いまから紹介するセネネとエンスワはの2大昆虫食で、ウガンダではポピュラーな食べ物です。
南国フルーツ
マンゴーやパッションフルーツ、ヤシの実、パイナップルなど、ウガンダでは多くのフルーツがとれます。
ウガンダは熱帯で湿気の多い気候をしており、これらの南国フルーツが育ちやすい環境にあります。
マンゴーは日本では少々高めのフルーツですが、ウガンダでは約20円で購入できます。これらのフルーツは主にジュースやスムージーにして飲まれます。どれも甘みが強いフルーツばかりなので砂糖いらずで美味しく飲むことができます。
代表的なウガンダ料理
ゴンジャ
ゴンジャはいわゆる焼きバナナにするバナナの種類です。
料理用のバナナで、味や食感がサツマイモに似ています。野菜と果物の間のような食べ物です。
日本ではバナナを焼いて食べる習慣はありませんが、ウガンダではとてもポピュラーな料理です。ほんのり甘くておやつとして食べられています。
ゴンジャはそのまま食べると硬くて甘くないのですが、茹でたり蒸したり焼いたりして食べると甘みが沢山出てくるので必ず火を通して食べます。焼いてから塩をかけて食べる方法もあります。
ムチョモ
ムチョモとは牛肉や山羊肉で作る串焼きのことです。塩で味付けして焼いただけのシンプルな料理です。
地域によっては鶏肉で作られるものもあり、日本で言うやきとりにとても似ています。ですので、日本人が食べやすい料理です。
売り方もワイルドで、バスやタクシーが止まった瞬間に寄ってきて差し出されりします。イスラム教徒の移民がいるので豚肉はあまりうられてはいません。
ロレックス
ロレックスは庶民に愛される屋台飯で、”チャパティ”というインドの薄いパン(塩味)の上に、主に卵と、とまと、たまねぎ、キャベツなど(屋台によって異なる)をのせて巻いたシンプルな食べ物のことです。
たっぷりな油を鉄板上に垂すため日本的な卵焼きといよりはフライドエッグという響きの方があっている感じがします。
チャパティは作り置きしてあることが多いですが、作り置きだともっさり感がありなんとなく油っこく感じます。出来立てだと柔らかくてとても美味しく食べられます。
セネネ
セネネは、英語でグラスホッパーで、日本語ではなんとバッタです。ウガンダの人によると、バッタの旬は11月だそうです。
屋台では生きたばったをその場で調理するのが一般的です。
作り方はまず、セネネを鍋の中に入れて炒めます。熱くて飛んでくたりするので、最初は鍋の上に被せ物をするといいでしょう。そのあとセネネの足と羽をむしります。その後また炒めるのですが、セネネが油を持っているので、炒める際に油は不要です。
味は少しエビに似ていてカリカリして美味しい料理です。
エンスワ
エンスワとは羽アリのことです。
ウガンダ中央では子供やや村人たちがエンスワを採集する光景があたりまえとなっています。雨が降ったあとが採集ポイントです。
エンスワは豊富なタンパク質があり、様々な栄養素が含まれている食材です。集めたエンスワたちの羽を取って、フライパンで油と塩で炒めて完成です。
炒めずに生で食べたりもしますが、以外に生で食べた方が美味しかったりします。
ポショ
ポショはトウモロコシ粉をお湯で溶いて練ったもののことです。
正直なところ味はないですが、薄いパンのようなもので、豆のスープやソースと共に食べるのが一般的です。じゃがいもから作るところもあり、地域によって異なります。
ウガンダでは主食とする料理が多くあり、バナナやトルティーヤなどがありますが、ポショもウガンダではで食べられる主食のひとつです。
ウガリ
ウガリはとうもろこしの粉で作ったお粥のようなものです。
ドロっとしていてスープのような見た目をしています。味はほとんどないのでお肉や豆のソースなどをトッピングしてたべます。
ウガリを主食としている地域はウガンダに多く存在します。ウガンダではトウモロコシを育てている地域が沢山あるので、とてもポピュラーな食べ物として知られています。
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